2012年8月23日木曜日

慰安婦問題の発端は福島瑞穂と朝日新聞


「慰安婦問題、発端は『一部全国紙』の事実に反する報道」読売新聞



慰安婦問題、誤解広げたのは宮沢内閣の河野談話


 いわゆる従軍慰安婦問題が日韓の論議となる背景には、宮沢内閣当時の1993年の河野洋平官房長官談話が、日本の官憲による強制連行があったかのような印象を与えた問題がある。

 慰安婦問題が日韓の政治・外交問題化したのは、一部全国紙90年代初頭、戦時勤労動員だった「女子挺身隊」について、日本政府による慰安婦狩りだったと全く事実に反する報道をしたことが発端となった。韓国世論が硬化する中、政府は資料の調査と関係者からの聞き取りを行い、宮沢内閣の加藤紘一官房長官(当時)が92年、旧軍が慰安婦募集などに関与していたとする調査結果を発表した。しかし、強制連行の裏付けとなる資料は見つからなかった。

 韓国側の批判はなお収まらなかったため、宮沢内閣は翌93年、慰安婦の募集について「官憲等が直接これに加担したこともあった」などとし、「おわびと反省」を表明する河野談話を発表した。韓国側に配慮し、あいまいな表現で政治決着を図る狙いがあったが、逆に強制連行があったという誤解を内外に広げる結果につながった。

 談話作成にかかわった石原信雄元官房副長官は後に「強制連行を立証する資料はなく、慰安婦の証言をもとに総合判断として強制があったということになった」と証言した。安倍内閣当時の2007年には「政府が発見した資料の中に、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった」とする政府答弁書を閣議決定している。

20128212226  読売新聞)



軍の強制連行の証拠ない 慰安婦問題についての社民党・辻元衆院議員への答弁書閣議決定 

2007.03.16
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1174017051/ 

 政府は16日午前の閣議で、従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与を認め謝罪した
1993年の「河野洋平官房長官談話」に関連し「政府が発見した資料の中には、
軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示す記述は見当たらなかった」とする答弁書
を決定した。
 社民党の辻元清美衆院議員の質問主意書に対する答弁書。安倍晋三首相の「当初、
定義されていた強制性を裏付ける証拠はなかったのは事実」とのこれまでの発言を
追認した形だ。

 答弁書は、慰安婦募集の「強制性」について、談話発表に先立つ91年12月から
93年8月までに政府として関係資料の調査や関係者の聞き取りを行ったとしている。
 また同談話に関して「閣議決定はされていないが、歴代内閣が継承しているものだ」
と強調する一方で、今後もその内容を閣議決定する方針はないとしている。

 河野談話でも、日本軍による「強制連行」との表現は使われていない。 

ソース(共同通信http://www.47news.jp/CN/200703/CN2007031601000285.html




慰安婦問題の「主犯」は福島瑞穂弁護士 

20120817 01:15  池田信夫blog

竹島問題が慰安婦問題を再燃させ、なぜか尖閣諸島まで飛び火しているが、愛国心に燃える前にまず基本的な事実関係を理解しておいたほうがいい。本書は先週のニコ生にも出演してもらった西岡力氏の解説である。

慰安婦問題の特異性は、日本人が創作した話だということだ。ふつう「私が犯罪者だ」と嘘をつく人はいないが、奇妙なことに戦争についてはそういう「詐話師」がいる。この問題の発端となった吉田清治がその最たるもので、彼の『私の戦争犯罪』には、済州島で「慰安婦狩り」をした様子が詳細に書かれているが、なんとすべて嘘なのだ。本人ものちに「フィクションだ」と認めた。

ところが吉田の話に目をつけて日本政府を相手に訴訟を起こそうとしたのが、福島瑞穂氏や高木健一氏などの弁護士で、彼らは韓国に渡って原告になる元慰安婦を募集した。そこで見つけたのが金学順で、彼女はNHKにも出演して「親に売られてキーセンになり、義父に連れられて日本軍の慰安所に行った」と証言した。この話をNHKに売り込んできたのが福島氏で、彼女はスタジオに立ち会って金にせりふを教えていた。目的は、軍票(敗戦で無効になった)で支払われた給与の賠償だった。

しかし朝日新聞の植村記者がこれを(吉田のストーリーにそって)「女子挺身隊として強制連行された」と誤って報じたため、福島氏らは訴状を「軍に連行された」と書き換えた(だから彼女は「強制連行」が嘘であることを知っているはずだ)。その原告団長は植村記者の義母だったが、のちに裁判費用を詐取したとして逮捕され、行方をくらました。

要するに戦争をネタにもうけようとたくらんだ旧軍人が「軍の性奴隷」という猟奇的な話をでっち上げ、それを政治的に利用しようとした日本の弁護士が韓国人をけしかけ、朝日新聞がそれに乗せられたという構図だ。したがって主犯は福島氏で、朝日は問題を拡大した共犯である。

この騒動で福島氏は「人権派弁護士」としてマスコミにデビューし、国会議員にもなったが、彼女のおかげで日韓関係はめちゃくちゃになった。今回の慰安婦騒動に彼女が沈黙を守っているのは、ここまで嘘がばれてしまうと取り繕いようがないからだろう。朝日新聞とともに彼女にも説明責任がある。国会で説明すべきだ。